刻苧(こくそ)の作り方
【刻苧(こくそ)の作り方】・木地のつなぎ目を補強するため
・木地の切れやヤセ込みを防ぐため
・生地の狂いをなくす為
生地のつなぎ目や木目の芯を彫って
刻苧を詰めます。①
のり漆を使います。
下地漆でも可。
「
のり漆」に「
刻苧わた」を入れヘラで練り混ぜる。
*刻苧わた・・・麻布を細かく刻んで綿状にしたもの。
②
「
木粉」を加え更に練り混ぜ粘土状にする。
*木粉は木地にサンドペーパーをかけたときに出る粉を取って置くと便利です。
刻苧を詰めるときの注意
・深く詰めるときには中までよく乾くように2~3回に分けて詰める。
・乾くとかなり縮むので、最後はやや盛り上げるようにする。
刻苧が余ったら
・ラップで密封すれは冷蔵庫でしばらく保存できます。
・粘土のように自由な形が作れるので、ビーズにしてアクセサリーにしたり、好きな形の箸置きにしたりできます。
重箱の角の継ぎ目に刻苧埋めをしたところです。
乾いたらペーパーをかけて平らにします。
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